特殊詐欺
最終更新日:2023年11月22日
特殊詐欺に注意してください!
特殊詐欺は高齢者をはじめ多くの方が被害に遭われています。
「自分だけは大丈夫」と考えてはいませんか?
被害に遭った人の大半が、特殊詐欺という犯罪を知りながら被害に遭っています。
特殊詐欺の手口と被害防止対策を確認し、一人ひとりが被害に遭わないように心がけましょう。
特殊詐欺の手口と被害防止対策
オレオレ詐欺
オレオレ詐欺とは
親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故の示談金、借金返済等を名目に金銭等をだまし取る。
代表的な手口
犯人は息子の実名をかたり「風邪をひいて声がおかしい。」「携帯電話が壊れて(落として)番号が変わった。」等と言って信じ込ませた後、「会社の資金を使い込んだから、一時的にお金を貸して欲しい。」「事故の示談金でお金が必要だ。」等とかたり、現金をだまし取る。
被害防止対策
○親族でも現金を要求されたら詐欺を疑い、家族や警察に相談する
○防犯機能付き電話機を設置する
○常に留守番電話設定にしておく
○家族とあらかじめ合言葉を決めておく
電話でお金の話しが出たら詐欺を疑ってください!
預貯金詐欺
預貯金詐欺とは
警察官、銀行協会職員等を装い、あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要であるなどの名目で、キャッシュカード、通帳等をだまし取る。
代表的な手口
犯人は警察官を装い、被害者に対し「あなたの口座が犯罪に利用されている。これから銀行協会職員(または私服警察官)が自宅に行くので指示に従ってください。」などと電話をかけた後、銀行協会職員(または私服警察官)を名乗る犯人が自宅を訪れ、「キャッシュカードを交換する必要があるので預かります。手続きには暗証番号が必要です。」等と言って、被害者から暗証番号を聞いたうえでキャッシュカードをだまし取り、預貯金を引き出す。
被害防止対策
○警察官、銀行協会職員等から「口座が悪用されている。」などの電話を受けたら、
家族や警察に相談する
○キャッシュカードを他人に渡さない
○暗証番号を他人に教えない
○防犯機能付き電話機を設置する
○常に留守番電話設定にしておく
キャッシュカードを他人に渡さないでください!
架空料金請求詐欺
架空料金請求詐欺とは
未払の料金があるなど架空の事実を口実として金銭等をだまし取る。
代表的な手口
犯人はインターネット業者等を装い、不特定多数の携帯電話のSMSに「サイト登録の未納料金があるので、至急連絡してください。」などと架空の事実を送信してきて、不安に思った被害者がSMSに掲載された電話番号に電話をかけると、電話に出た犯人が「このまま未払いだと法的手続きに移行します。身に覚えがないのであれば、後で代金は返金されますので、とりあえずコンビニに行って、電子マネーギフト券を購入してください。」などとかたり、被害者を誘導する。
被害者がコンビニで電子マネーギフト券を購入し、犯人に電話をかけるとカード番号やPIN番号等を聞き出され、購入した電子マネーをだまし取られてしまう。
被害防止対策
○犯人は不特定多数にメールしているので、身に覚えのない請求は無視し、連絡を取らない
○不安に思ったら家族や警察に相談する
○はがき等での裁判通知など様々な手口があるので、新聞などで最新の手口を知っておく
電子マネーギフト券を購入して支払うように言われたら詐欺を疑ってください!
還付金詐欺
還付金詐欺とは
税金、社会保険料、医療費等の還付に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により現金をだまし取る。
代表的な手口
犯人は市(区)役所職員を装い被害者に電話をかけてきて「以前に青色の封筒を送りましたが、確認していませんか。払いすぎた社会保険料の還付金が戻ってきます。払い戻し期限が本日中までなので、これからATMで手続きしてください。」などとATMまで誘導する。
被害者はATMまで行き、携帯電話をかけながら犯人の指示どおりに操作をして、気付かないうちに自分の口座から犯人の用意した口座に現金を振り込んでしまう。
被害防止対策
○電話で還付金やATMの話しが出たら、詐欺を疑い、家族や警察に相談する
○防犯機能付き電話機を設置する
○常に留守番電話設定にしておく
ATM操作で還付金は戻りません!
キャッシュカード詐欺盗
キャッシュカード詐欺盗とは
犯人は警察官や銀行協会等の職員を装って被害者に「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目で電話をかけ、被害者に嘘の手続きを説明し、キャッシュカード等を準備させた上で、隙をみて、そのキャッシュカード等をすり替えて盗み取る。
代表的な手口
犯人は警察官を装い「あなたのキャッシュカードが不正利用されています。これから銀行協会職員(または私服警察官)が自宅に行きますので指示に従ってください。」などと電話をかける。
その後、銀行協会職員(または私服警察官)を名乗る犯人が自宅を訪れ、被害者に「あなたの預金を保護する必要があります。手続きには暗証番号を教えてもらう必要があります。この封筒にあなたのキャッシュカードを入れるので、新しいキャッシュカードを持ってくるまで、しっかりと保管してください。」等と虚偽の手続きを説明し、被害者からキャッシュカードを受け取り封筒に入れた上で、「封印をするので、印鑑を持ってきてください。」等と誘導し、被害者がその場を離れた隙に、キャッシュカードを登録されていないポイントカード等とすり替えて盗み取り、預貯金を引き出す。
被害防止対策
○警察官等から「キャッシュカードが悪用されている。」などの電話を受けたら、
家族や警察に相談する
○キャッシュカードを他人に渡さない
○暗証番号を他人に教えない
○防犯機能付き電話機を設置する
○常に留守番電話設定にしておく
融資保証金詐欺
融資保証金詐欺とは
「無担保、低金利、保証人不要で即融資可能」等と書かれたはがき、SMS、FAX等が届き、融資を申し込んできたものに対し、実際には融資しないにも関わらず、保証金等の名目で金銭等をだまし取る。
金融商品詐欺
金融商品詐欺とは
架空または価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な商品購入等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が出るものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る。
ギャンブル詐欺
ギャンブル詐欺とは
雑誌やインターネットサイト、電話やメールなどで「パチンコ・パチスロ必勝法」「公営ギャンブル必勝法」を教えるなどと持ちかけ、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録や情報料名目等で金銭等をだまし取る。
交際あっせん詐欺
交際あっせん詐欺とは
雑誌やインターネットサイト等に「異性を紹介します」等と掲載したり、不特定多数の者に同内容のメールを送付するなどし、これに応じて異性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料や保証金等の名目で金銭等をだまし取る。
その他の特殊詐欺
その他の特殊詐欺とは
上記の類型に該当しない特殊詐欺。
問い合わせ先
市民生活部 市民生活課 安心・安全推進室
〒951-8550
新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025‐226-1110 FAX:025‐223-8775
E-mail:[email protected]
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