西区かがやき大使☆越乃リュウ通信14
最終更新日:2020年5月20日
宝塚 初舞台の思い出
皆さまこんにちは
越乃リュウです。
今新潟はつつじが満開ですね。
緊急事態宣言は解除されましたが
気を緩めることなく 改めて気を引き締めて
過ごしていきましょうね。
植物に癒されながら
心を潤しながら………
さて
宝塚歌劇団は
通常ならばこの時期は
初舞台公演です。
今年の初舞台生はかわいそうですが今は宝塚だけの問題ではありません。
もう少し皆で頑張っていきましょうね!
ということで今回は
私の宝塚の初舞台の思い出を書いていきます。
思い返せばもう 27年?!も前。
この現実にもびっくりしますわ……
新潟を出て2年後 宝塚の初舞台
そこは当時の新潟では見たことのないような大きな大きな舞台
キャパシティーは2550!
そこで越乃リュウは生まれました。
初舞台は口上とラインダンス これをひたすらにひたすらに稽古し
稽古してはダメだしの嵐。
これを改善するために同期生40名で自主稽古をし
また見ていただき これの繰り返しの日々。
もちろんこの稽古以外にもやることは死ぬほどあり 寮へ帰ったら倒れこむように布団へ行きたいところだが・・・寮でもやることが満載。
若かったからこんな生活ができたのだろうと思います。
これを約2カ月近くこなし ようやく初舞台!
厳しいレッスン 稽古をするからこその土台がすこーしでき
観客席からの温かい拍手で少しずつ自信をつけていき
しかし調子に乗るようならすぐさま見抜かれ
芸の道はそんなに甘くないのだと教えを受け
本当にこの繰り返しでタカラジェンヌが作られていくのだと私は思います。
その初舞台を恩師であるバレエの先生をはじめ新潟の応援団が
駆けつけてくれました。
今では考えられない手書きの横断幕を引っさげて・・・
宝塚では当時まだまだ知らない規則なるものがあり
横断幕などはもっての外だった事でしょう。
知らぬが仏とは良く言ったものです・・・
しばらくしてその横断幕を持ち、にこやかな笑顔で写る写真を見て、仰天したこしのでした。
しかしやったもん勝ち(笑)今ではいい思い出、大切な思い出でございます。
厳しい日々を過ごし ようやく迎えた初舞台の感想はというと・・・
『気ん持ちいーい!!』
あの景色は一生忘れません!
ここで完全に舞台の魔法にかかったと同時に
越乃リュウ宝塚の歴史
波乱万丈21年の始まりでもありました。
つづく・・・・・・・・
越乃リュウ