西区かがやき大使☆越乃リュウ通信44

宝塚に合格し新潟を離れたのは16歳の時でした。

それから新潟にいるより長い時間を宝塚で過ごしました。
最初は慣れなかった関西という土地に
長い間いるとすっかり慣れ
退団後　今度は宝塚を離れることが寂しくて
人の多い東京には行きたくないと思いながらも
渋々東京に引っ越しました。

今は東京に暮らしています。
住めば都で
東京は便利だし　刺激があって快適に暮らしています。
素晴らしく順応性のある性格でよかったです。

ただやはり　新潟に帰ると
生まれ育った場所の空気は無条件に身体になじんで　
やはり私は新潟の人なんだと。
安心して大きな深呼吸ができる　自分が自分でいられる大切な場所です。

新幹線で向かう途中の田園の風景は　自分に戻っていく感覚をくれたり
四季の変化を見せてくれたり
新潟に降り立てば　空気の違いを感じずにはいられず　
安心感を覚えます。
あぁ帰って来たなと。

化粧水がいらないのではないかと思うほど　空気と水の潤い度が高いし
日本海に沈む夕日は自分と向き合える時間をくれるし
街の中をとうとうと流れる川が　2つもあって
「大きい事」は悪い事ではないんだと　自分を励ましてくれるし
コンビニの駐車場は　グラウンド級に広いし笑

県民性なのか
一見おとなしいのだけれど
中身はとても優しくて　
あったかくて　
人がいい！

初めて新潟でコンサートをした時　皆さまがたくさん応援してくださり
熱でうまった客席の景色は一生の宝物です。

故郷があるって本当に幸せな事。
「離れてみて初めてその良さに気づく」という
教科書通りの人間でした。。。

最近ではイベントが少しずつ開始され
先日久しぶりに新潟で遠藤麻理さんとトークショーをさせていただきました。

初めて新潟を訪れるファンの方々や　久しぶりに足を運んだという方たちから
「新潟がとても楽しかった！」
と言ってもらえたのは　やはりとてもうれしいことです。
ぜひまた来てくださいね！

私の大切な新潟のよさを
これからも沢山の人に知ってもらえたらと思っています。

次は新潟まつりに伺う予定です。
またご報告しますね。

越乃リュウ