感染防止対策の徹底とワクチン接種について(2021年4月12日)
最終更新日:2021年4月12日
感染の急拡大を食い止めるため感染防止対策の徹底を
本市では、3月中旬以降、連日10名以上の新規感染者が発生し、急激な増加傾向が続いています。3月初めからの約1か月間で、感染者全体の約4割に相当する300人以上もの新規感染者が確認され、そのうちの約3分の1が感染経路不明であるなど、これまでにない厳しい局面を迎えていると認識しています。
また、飲食をきっかけとする感染拡大が多数みられることから、市内全域の約5600店の飲食店を訪問し、感染防止対策の徹底を呼び掛けているほか、中央区内で主に21時以降に営業する飲食店に対し無料PCR検査を案内するなど、県と連携しながら対応を進めています。
年度始めで、人の移動が活発になる時期となっています。感染拡大を防ぐためには、お一人おひとりが感染防止対策の徹底を継続していくことが重要となります。皆さまのご理解とご協力をどうぞお願いします。
「新型コロナウイルスワクチン接種」について
本市の「新型コロナウイルスワクチン接種」については、65歳以上の23万人を一斉に接種開始することは困難であることから、まずは、原則として75歳以上の方から先行して接種を行います。
接種は5月中旬からを予定しており、各区の公共施設で土日に行う「集団接種」と、市内約200か所の診療所などで行う「個別接種」のどちらかを選んでいただきます。5月上旬以降、75歳以上の方の予約を受け付ける予定としており、集団接種をご希望の方はワクチン専用コールセンターへ、個別接種をご希望の方は各医療機関へ直接予約していただきます。その後、65歳から74歳の方についても同様に実施していく予定です。
市民の皆さまが、接種による感染症予防の効果と、副反応のリスクの両方をご理解いただいたうえで、積極的にワクチン接種をしていただけるよう、国や県とあわせ、本市でも可能な限りワクチン接種に関する情報発信に努めるとともに、本格接種に向けてしっかりと準備を整えてまいります。
新潟市長 中原 八一