除排雪経費への支援を武田総務大臣に要望しました(2021年2月8日)
最終更新日:2021年2月9日
令和3年2月8日(月曜日)、1月の異常降雪によって除排雪費用がかさんでおり、財政運営に大きな影響が生じていることから、武田総務大臣に特別交付税による財政支援を要望させていただきました。この冬の除排雪経費は、既に当初予算の4倍となる約95億円に膨らんでおり、基金の取り崩しが必要になるなど財政的に困難な状況にあります。
本市では、12月31日からの10日間での累計降雪量は150センチメートルを記録し、平年の降雪量の1年分に相当する量の雪がこの10日間に集中しました。
今回のような大雪の場合、幹線道路の除雪を優先させる「異常降雪時対応」に切り替え、雪を道路の両側にかき分ける「かき分け除雪」に加えて、トラックで雪捨て場に運び出す「排雪作業」を同時に行わなければならず「時間」も「費用」もかかります。
本市では数年に一度、今回のような災害級の大雪に襲われており、必要な財源を確保することが大きな課題となっています。
そのため武田大臣には、特別交付税の十分な配分と、政令市に適用される交付税の割り落とし(減額措置)の見直しを要望しました。
武田大臣からは「除雪で苦労している自治体の財政運営に支障が生じないよう地域の声を聴きながら対応について検討したい」との心強いお返事をいただきました。
安心で安全な道路の確保は、私たちの日常生活や、円滑な経済活動にとって必要不可欠です。引き続き、安全で円滑な除排雪作業を行うとともに、必要な財源確保に努めていきます。
このページの作成担当
本文ここまで