アオゲラ
最終更新日:2016年6月30日
四季の鳥たち 「キツツキって、鳥の名前?」
アオゲラ(写真:小林信行さん)
にいつ丘陵では7月になると、野鳥のさえずりは5月のようなにぎやかさはありません。林の中は静かで、野鳥はいなくなってしまったようになります。
そうした静かなにいつ丘陵でも、キツツキは元気にくちばしで木の幹をコツコツとつつき、かくれている虫をとって生活しています。かれた木に穴があいているのは、キツツキがあけたものです。
木をつつく鳥「キツツキ」ですが、実はキツツキという名まえの鳥はいません。鳥を分類する名前の「キツツキ科」の鳥をいっぱん的にそう呼んでいるのです。それぞれの名前は、アオゲラやコゲラなど、○○ゲラといいます。
また、英語でキツツキのことをウッドペッカー(woodpecker)と言って、アニメのキャラクターにもなっていますね。
大きさがムクドリくらいのアオゲラやスズメくらいのコゲラは、一年中元気ににいつ丘陵で生活しています。アカゲラは、夏になるともっと高い山のブナ林へ行ってしまいます。
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