ウソ
最終更新日:2016年6月30日
科名:アトリ科
大きさ:全長約16.5センチメートル。スズメより少し大きい。全体にふっくらとしています。
季節:冬鳥。にいつ丘陵では、秋は10月ごろから、春は5月ころまで生活します。
色彩:全体が灰色をしていて頭が黒い。雄の頬は、美しいピンク色をしている。
鳴き声:ヒュー・ヒューと優しい声で鳴きます。
習性:サクラの木などに集まり、春先に花芽を盛んに食べる。
観察ポイント・エリア:葉の落ちた広葉樹林に、数羽の群れで静かに生活しています。
四季の鳥たち「冬の小鳥たち~ウソ」
ウソ(写真:小林信行さん)
冬のにいつ丘陵で生活している小鳥たちの中から、ウソを紹介しましょう。
ウソは、高い山から、寒さをさけてにいつ丘陵にやって来ます。また、北国からやってくるウソもいます。
丸い灰色の体で、オスのほお(=ほっぺた)はうすい紅色をしています。口笛でウソの声をまねると、近寄ってくることがあります。やさしくヒー・フィーと呼んでみてくださいね。
ウソは、ムシなどのほか、サクラなどの木の芽を食べて生活します。そのため、サクラの花の芽を食べてしまい、問題になることがあるようです。
このように、静かなにいつ丘陵の林の中でも、冬の間ひっそりと生活している小鳥たちがいるのです。そして春になると、高い山や北国へ帰って行きます。
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