オオカメノキ

最終更新日:2016年6月30日

オオカメノキ(大亀の木)

科名:スイカズラ科
生活形:落葉広葉樹
高さによる木の格付け:低木(5m以下)、根際から複数の枝を森林の下層に立てます。
開花期:4月中旬
解説:枝の先々より散房花序を立て、多数の両性花(雌しべと雄しべをもつ花)を、4枚の花びら状の飾り花が取り巻きます。花粉を媒介する昆虫を呼び寄せる巧みなわざを身につけている花です。
観察ポイント・エリア:上木が葉を茂らせて日陰になる前に、いち早く花の営みを済ませる低木のライフスタイルに注目しましょう。
※葉は大形の卵円形で、葉脈がくぼみ、ひだ状をしています。その姿を亀の甲羅に例えて名づけられました。
【ひとくちメモ】
・散房花序=全体が半球型になる花の集まりのこと
・上木=高い樹木

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