ソヨゴ

最終更新日:2016年6月30日

ソヨゴ(冬青)

科名:モチノキ科
生活形:常緑広葉樹
高さによる木の格付け:小高木(5~10m)、幹を立て森林の中層に枝を張ります。
開花期:7月
解説:枝一杯の常緑の葉と、晩秋から冬にかけてつける赤い実が鮮やかです。雌雄異株で、どちらも七月に葉脇から長い柄をのばし、その先端に白い小花を咲かせます。
観察ポイント・エリア:その名ソヨゴは、風を受けて木の葉がそよぐ音に由来するとのことですが、実際にどんな音が聞かれるのか、ぜひ体験してみましょう。
※本種は暖かい気候を好む常緑樹の一種で、にいつ丘陵がほぼ北限といわれています。

樹木の季節現象 「その2 ソヨゴ」

ソヨゴの季節現象

 ソヨゴは、にいつ丘陵の森の中で、他の多くの落葉樹とは違った季節現象を見せてくれる常緑広葉樹です。

 漢字で「冬青」と書きますが、その字のとおり1年中、緑の葉をつけます。葉はかたく、ふちが波うっているのが特徴で、風にふかれソヨソヨとそよぐ音をたてることからソヨゴと名づけられたと言われています。

 秋の終わりから冬にかけては赤い実をつけ、その実の中には4つの種が入っています。

 ソヨゴは暖かい気候を好み、新潟県の里山が北限とされています。北限とは動植物が住んだり、育ったりできる一番北の地域のことです。

 地球温暖化の影響で、育つ場所に変化が出てくるのかどうかが注目される木の一つです。

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