式典
2008年11月19日、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)の劇場にて行われました。
次第
■授与式
新潟市特別賞 : 近藤亨(NPOネパール・ムスタン地域開発協力会理事長)
安吾賞 : 瀬戸内寂聴(作家・僧侶)
■記念講演
「坂口安吾と私」瀬戸内寂聴
授与式 |
左手の桜の短冊は瀬戸内寂聴さんの著作の数々、右手の桜の短冊は安吾の著作が記されている。 |
新潟市長・篠田昭 |
スピーチ |
「安吾賞」は文学賞ではありません。しかし、今回は作家でもある瀬戸内寂聴さんから賞を受けていただくことになりました。寂聴さんのこれまでの生き方、生きざまが「安吾賞」に値するということで、選考委員の皆様から評価していただきました。 |
選考委員長・野田一夫 |
スピーチ |
近藤亨さんが87歳、瀬戸内寂聴さんが86歳、私が81歳、実に心強いかぎりです。 |
安吾賞新潟市特別賞・近藤亨さん 授与 |
スピーチ |
ただいま「安吾賞新潟市特別賞」を市長からいただきまして感激に胸が震える思いでございます。87歳にしてこのような輝かしい賞をいただけるとは、何と幸せなおじいちゃんだろうと目が潤む思いです。皆さん方、どうもありがとうございます。 |
安吾賞・瀬戸内寂聴さん 授与 |
野田選考委員長より記念の盾を受ける。 |
賞状の文面「戦う乙女」の一文に歓喜する瀬戸内さん。 |
授与式の後、二人そろって記念撮影。 |
瀬戸内寂聴記念講演会 |
どんな文学賞より「安吾賞」をいただけたことは、大変うれいしいと語り、終始朗らかに喜びを語ってくれた。 |
授賞式のエンディングは、安吾の長男・坂口綱男さんとの絶妙なトーク。 |